常総学院 3年ぶり11度目の選抜出場。若林主将「優勝目指す」―4番・武田「甲子園でホームラン」

[ 2024年1月26日 20:04 ]

第96回選抜高校野球大会(3月18日開幕=甲子園球場)選考委員会、出場校発表 ( 2024年1月26日 )

<センバツ発表>センバツ出場を決め喜ぶ常総ナイン (撮影・白鳥 佳樹)
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 茨城・常総学院の3年ぶり11度目の選抜出場が決まった。

 ナインを代表し若林佑真主将(2年)が喜びの第一声を発した。

 「甲子園という舞台に立ったことも見たこともなかった。ずっと甲子園でプレーすることが夢だったので、とてもうれしく思います。残り2カ月で技術面と自信を高めて甲子園でMAXが出せるよう、優勝を目指して頑張りたい」と意気込んだ。

 4番の武田勇哉(2年)は聖地でのアーチを思い描いていた。「ハマ風がレフトに吹いているのでヒットの延長線がホームランになれば…」。ユーチューブで昨夏の甲子園決勝「慶応―仙台育英戦」を何度も見ながら、右打席から快打を放つイメージを膨らませた。

 1987年夏にエースとして同校を全国準Vまで輝いた島田直也監督(53)も、指導者として2度目の聖地出場に感無量の表情だ。恩師の故・木内幸男氏がいる天国にも全力野球を届けるつもりで「茨城の野球を全国に見せることが恩返しになる」。

 昨夏の甲子園は同じ茨城勢の土浦日大が4強進出。3年前の春、同校は2回戦敗退だったけに、同監督は「自分も選手と一緒に成長できたと2つ、3つ勝ちたい」と決意をにじませた。

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