日本ハム 明大・宗山を今秋ドラフト1位候補に 非凡な打撃&堅実な守備で競合必至

[ 2024年1月1日 06:00 ]

明大・宗山
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 日本ハムが、今秋のドラフト1位候補として明大・宗山塁内野手(3年)をリストアップしていることが31日、分かった。

 アマ球界トップレベルの遊撃手に熱視線を送る。宗山は昨秋のリーグ戦が終了時点で、現役最多の通算94安打をマーク。明大の先輩でオイシックス新潟・高山が持つ131安打のリーグ記録更新も期待されており、センスあふれる打撃だけでなく、堅実な守備力にも定評がある。

 その実力は早くから注目されてきた。春秋のリーグ戦で計41安打を放った2年時には、ある他球団のスカウトが「既に1位レベル。どの球団も欲しいのでは」と絶賛。1位候補にリストアップしているソフトバンクをはじめ複数球団による競合は必至だが、球団幹部は「現時点での球団内では、かなり(1位指名の)確度が高い。抽選だろうね」と本気度を示す。昨季の遊撃は、上川畑がチーム最多72試合にスタメン出場したが、絶対的な存在はいない。即戦力のレギュラー候補として、徹底マークしていく。

 ≪侍・井端監督も評価≫宗山は24年のドラフト戦線で最大の注目を集める。卓越した打撃センスを備える左打者は1年春からリーグ戦デビューし、2年春には24安打を放ち打率・429で首位打者。侍ジャパン・井端監督は昨年12月に大学日本代表候補合宿を視察した際、守備力も高く評価していた。宗山は「この1年で評価も変わる。まずは春にリーグ戦にしっかり入りたい」と気を引き締めた。

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