広島・大盛 巧打者コンビに弟子入り!ソフト・近藤&オリ・西川に打撃技術や体の使い方学ぶ

[ 2023年12月22日 05:45 ]

広島・大盛
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 広島・大盛穂外野手(27)が21日、球界を代表する巧打者コンビに弟子入りすると明かした。ソフトバンク・近藤やオリックスにFA移籍した西川らが来年1月に鹿児島・徳之島で実施する自主トレに初参加。打撃や体の使い方を学び、定位置獲りにつなげる構えだ。

 「技術を盗む、教えてもらうのはもちろんですが、体の使い方を勉強されている自主トレと聞くので、教わりたいと思っています」

 今季は出場59試合で打率・152、1本塁打、5打点。先発は10試合にとどまり、終盤の守備固めや代走が主だ。打率が示すように課題は打撃。中でも落ちる変化球へのコンタクトを苦手にする。克服のために重要になるのが体の使い方だ。

 「いい打者は(落ちる球を)振らない。見極めているのかもしれないけど、体が反応しているところも大きいと思う。僕は体が開けて止まらない傾向があるので、勝手に止まるような体の仕組みにもっていけたら…と」

 徳之島自主トレ参加の契機は、かねてアドバイスを仰いできた先輩・西川の後押しだった。弟子入りを初めて志願した昨オフは、人数の関係で不参加。3月のオープン戦で近藤にあいさつに出向いた際に直談判し、晴れて実現にこぎつけた。

 「打撃に自信が持てたら、スタメンの機会が増えると思う。ここ数年は停滞し、何もできていない時期が多いので、今回の自主トレをきっかけにする意気込みで頑張りたい」

 くしくも西川の移籍によって空いた外野の一角。守備力と走力には定評がある。体の使い方を習得し、課題を克服すれば、目指すポジションが見えてくる。(江尾 卓也)

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