DeNA・山本祐大が結婚 「憧れの場所」ハマスタでプロポーズ お相手は6歳年上の一般女性

[ 2023年12月22日 04:00 ]

プロポーズした横浜スタジアムの一角で夫人の似顔絵を掲げるDeNA・山本
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 「祐大のおかげです」は「彼女のおかげ」だった!DeNA・山本祐大捕手(25)が19日に婚姻届を提出したことが21日、分かった。お相手は北海道出身の6歳年上の一般女性で、本拠地・横浜スタジアムの一角でプロポーズに成功。16勝を挙げ最多勝を獲得した東克樹投手(28)と今季バッテリー賞を受賞した正妻候補は、愛妻のサポートを力に7年目となる来季の正捕手獲りを目指す。

 11月上旬。山本は花束を抱え横浜スタジアムの一角に向かった。サプライズで6歳年上の彼女にプロポーズ。二つ返事でOKをもらい「ここはいつまでもプレーしたい僕の憧れの場所。ここでプロポーズがしたかった」と感情があふれ出た。

 婚姻届提出は両家のあいさつが済んだ直後の大安だった19日。「“もう一人ではない”という責任感が物凄く強くなった。奥さんのためにも一年でも長くプロ野球生活を続けたい」と覚悟も決まった。交際開始は2年前。知人の紹介で知り合い「凄いしっかりしている人」が第一印象だった。その後は「僕が一方的に好きになった。この人とは将来を真剣に考えることができる。どんどん引かれていった」と心を奪われ生涯の伴侶にと決断した。

 山本は今季71試合に出場。打率・277、3本塁打、16打点は6年目で全てキャリアハイだった。16勝3敗で最多勝&最高勝率の2冠を手にした東とは全24試合でバッテリーを組み、バッテリー賞を受賞。東が本拠地のお立ち台で叫ぶ「祐大のおかげです!」は今季の定番フレーズでグッズも販売され、女房役の人気も急上昇した。

 一方で、リードに苦しみ落ち込む日々もあった。そのときそばで支えてくれたのが夫人。「開幕から支えてくれた。彼女はポジティブで“落ち込んでもしかたがないでしょ”と言ってくれる。本当に助けられた」と振り返る。「祐大のおかげです」の源は「彼女のおかげ」だった。

 パートナーと歩む来季の目標は「100試合以上出場と初の開幕スタメン」と正妻の座の確保だ。「奥さんは一生懸命、料理の本を読み食事面もサポートしてくれる。料理は全部おいしい。僕も頑張らないと」。計り知れない責任感を胸に、98年以来26年ぶりのリーグ制覇と日本一の力になる。

 ◇山本 祐大(やまもと・ゆうだい)1998年(平10)9月11日生まれ、大阪府出身の25歳。京都翔英では3年夏の甲子園に出場も初戦敗退。BC・滋賀から17年ドラフト9位でDeNAに入団し、初出場は18年5月25日のヤクルト戦。6年で通算156試合、打率.218、5本塁打、25打点。1メートル80、87キロ。右投げ右打ち。

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