阪神・森下 太くて重い来季の相棒探し 「3年終わって億に乗せる」目標へまずはバット改良

[ 2023年12月21日 05:15 ]

鳴尾浜でトレーニングする阪神・森下(撮影・成瀬 徹)
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 阪神・森下翔太外野手(23)が20日、ハワイ優勝旅行から帰国翌日に再始動し、来季への本格準備へ入った。最高気温11度、最大5メートルの冷たい風が吹いた鳴尾浜で午後から体を動かした。

 「今のところ課題しかない。その課題をしっかり少しでもつぶせるように。やれる時にしっかりやっておきたい」

 屋外ではランニングとキャッチボールで体を慣らし、筋力トレを挟んで室内打撃でバットも振った。既に2年目の来季へ「3割、20本塁打」を目標に設定。達成のためバットの改良を決めた。

 「太さを試したいと思っている。(従来型は)細い分、末端(手先)で操作してしまう。体を使って操作できていない部分は、バットの影響も少しあると思う」

 理想は体全体を使ったスイングだ。プロ1年目は中大4年時と同じ870~880グラムのバットを使用。操作性が高いゆえ、調子が悪くなると手先に頼る悪癖が出やすかった。900グラム前後へ太く重くすることを決意し、芯からグリップに太さを持たせ「操作性」をあえて下げる。「手ではなくて、体全体を使わないと振れなくなるように」。あす22日には製造工場を訪問し、来季の相棒を探しにいく予定だ。

 ひそかに抱いていた目標も明かした。中大の2学年先輩で、尊敬を抱くDeNA・牧が打点王と最多安打の2冠を評価され、来季4年目の年俸が2億3000万円に到達。猛烈な刺激を受けた。

 「3年終わって(年俸を)億に乗せるというのは一つの目標。近づけるように、来シーズンもしっかり結果を残したい」

 1年目の打率・237、10本塁打、41打点では満足していない。2200万円増の来季年俸3800万円も通過点でしかない。野球界にまつわる「3年連続で活躍して一流」の格言を体現する。(石崎 祥平)

 ○…森下が「3年終わって億に乗せる」と目標に掲げたプロ4年目の年俸。阪神では04年赤星憲広(1億円)、16年藤浪晋太郎(1億7000万円)、22年近本(1億5000万円)、今オフ更改の佐藤輝(1億5000万円)、伊藤将(1億6000万円)、中野(1億5000万円)の6人が1億円に乗せた。3年目での到達は阪神ではおらず、プロ野球では23年のDeNA・牧、15年の日本ハム・大谷翔平ら過去7人だけ。

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