ソフトバンクの柳田が福岡市内で野球教室　2年連続の全試合出場を誓う

＜ソフトバンク野球教室＞子どもたちのナイスプレーに笑顔でサムズアップする柳田（撮影・岡田　丈靖）
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　ソフトバンクは23日、九州、山口、沖縄の6県で野球教室「ホークスベースボールキッズ2023」を開催。柳田悠岐外野手（35）は2015年まで2軍の本拠地だった福岡市の雁の巣球場で子供たちとふれあった。

　ソフトバンクの頼れる主砲は、秋晴れの雁の巣でノックを打ち、質問コーナーなどで交流した。「子供たちの元気のすごさ、パワーをいただいた。元気で本当に素晴らしいなと思った」と笑みを浮かべた。

　「雁の巣球場」はソフトバンクが2015年まで2軍の本拠地として使用。柳田も若手時代を過ごした思い出の地だ。「めっちゃ懐かしい。いろいろ思い出しました。すぐにクビになるだろうとか、野球をしたくないとか。つらいことを思い出しました」と振り返る。特打をしたり、走り込みをしたり今の柳田悠岐をつくりあげた。「初心に帰れます。初心に戻れます」と感慨に浸った。

　今季は14年以来、自身は2度目の全試合出場を達成。「143試合出ればある程度は（数字は）残るとして練習しています。しっかり準備したい」と2年連続の全試合出場を誓った。ほかの目標の数字はないとした。

　自身の成績は打率・299、22本塁打、85打点だった。昨年より本塁打以外は伸ばしたが、「数字自体は微妙な成績。もっといい成績を残すことだけを考えてやりたい」とさらなる上積み誓った。