阪神・岡田監督「みんなにお礼を」Vパレードがスタート！沿道の虎党大興奮！！

＜優勝パレード＞沿道のファンに手を振る岡田監督（右）ら阪神ナイン（撮影・後藤　正志）
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　阪神とオリックスの「優勝記念パレード」が、23日午前に行われた。

　兵庫会場のコースは東遊園地前からフラワーロードを通ってメリケンパークまでの約2キロ。セ・リーグを制して38年ぶり日本一に上り詰めた阪神の岡田監督や選手が会場に到着してセレモニー参加者が揃うと、「六甲おろし」が流れ参加者が手拍子とともに合唱した。

　セレモニーでは岡田監督が「ファンのみなさま1年間、ご声援本当にありがとうございました。おかげさまで18年ぶりの優勝、そして、38年ぶりの日本一を成し遂げることができました。選手だったけど、38年前は優勝パレードできなかったので、阪神としては日本一の栄冠を勝ち取った初めてのパレード。1年間、熱いご声援のお礼と感謝を込めて、選手みんなでパレードして、最後の凄い声援を受けて、みんなにお礼をしたいと思うんで、今日一日よろしくお願いします。この1年間、ご声援ありがとうございました」とあいさつ。バスでのパレードがスタートすると、沿道につめかけた虎党から大歓声が上がった。

　大阪会場のコースは御堂筋の北浜3交差点から新橋北交差点までの約1・7キロ。パ・リーグ3連覇を達成したオリックス・中嶋監督らがあいさつした。ポスティングシステムでメジャー移籍を目指す山本由伸は、米国滞在中のためパレード不参加となった。

　午後2時からは阪神が大阪会場、オリックスが兵庫会場でパレードを行う。

　パレード費用約5億円については、21日に関西経済連合会の松本正義会長が約4億円を企業などからの協賛金で賄うとし、クラウドファンディングで獲得した1億円弱と合わせて必要額をほぼ満たす見通しとなっていた。