巨人1位・西舘勇陽 「4年後ドラ1位」色紙に記した夢実現 先発、リリーフもいける最速155キロ腕

[ 2023年10月27日 05:25 ]

プロ野球ドラフト会議

巨人から1位指名された中大・西舘勇(右)は阿部監督に扮したチームメートから祝福される (撮影・西川祐介)
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 【巨人1位・西舘勇陽投手(中大)】大先輩の言葉に引き締まった表情でうなずいた。「4年間やってきたことを評価していただいた。それが一番うれしい」。母校・花巻東のバックネット裏の本部室には「4年後プロ ドラフト1位」と自ら記した色紙がある。夢を現実にした。

 高い目標を持ち進学した中大では、本格的に先発に転向した3年秋に最多の5勝を挙げるなど、リーグ屈指の投手に成長。クイックモーションから最速155キロを投げ込む右腕は、東都のライバルたちの上位指名にも「自分ができることを最大限やるだけ」という。

 「小さい頃のレジェンド」と憧れる大学OBの阿部監督に引き当てられた。「先発やリリーフ、さまざまな経験をしてきた。どちらの形でも1軍で1年間やるのが目標」とフル回転を誓った。(小野寺 大)

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