DeNAがCS進出王手　27日に引き分け以上で3位以内確定　東克樹が16勝目、球団タイ記録の12連勝

セ・リーグ   DeNA1―0巨人 （ 2023年9月26日    横浜 ）

＜D・巨＞山本（右）からウイニングボールを手渡される東（撮影・島崎忠彦）
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　DeNAの東克樹投手（27）が26日の巨人戦（横浜）に先発し、8回5安打無失点の快投で両リーグトップの16勝目。83年に遠藤一彦がマークした球団記録の12連勝に並んだ。チームは2年連続のシーズン勝ち越しを決めた。

　2回に2安打1四球で1死満塁となったが、吉川を空振り三振、山崎伊を見逃し三振に打ち取ってピンチを脱する。3回にも連打を浴びて1死一、二塁と得点圏に走者を背負ったが、岡本和をチェンジアップで遊飛、大城を直球で左飛に仕留めた。

　東は5月25日の巨人戦（東京ドーム）で2敗目を喫して以降は負けなしの11連勝。CS進出をかけて負けられない4位巨人との対戦。回を追うごとにギアをあげた。

　打線は3回2死三塁から大田が巨人先発の山崎伊の外角球を左翼線に運ぶ適時二塁打で先制した。この1点を東が8回まで102球で無失点。9回はウェンデルケンが得点圏に走者を置きながらもリードを守りぬいた。

　チームの左腕でシーズン16勝は、17勝で最多勝に輝いた93年の野村弘樹（当時横浜）以来となった。

　DeNAは27日のヤクルト戦に勝つか引き分けるかで、クライマックスシリーズ進出となる3位以内が確定する。

　▼東　きょうは本当に精神的に疲れました。本当に苦しいイニングだったりはあったんですけど、祐大がイニング間にまるでお母さんのように、次はああしろ、こうしろと指示をくれたので、きょうも祐大のおかげだと思います。