岡田監督がガムシャラ要求！阪神・森下、セプテンバー・ヒートに「9月は大切。そこに貢献できれば」

小幡（左）、ミエセス（右）と話す森下　（撮影・奥　調）
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　阪神・森下が本能に沿った打撃を掲げた。雌雄を決する9月戦線の幕開け。8月27日の巨人戦から目下13打席連続無安打を踏まえ、「頭も疲れてきているので、考えすぎないように。来たボールをしっかりと、コースに逆らわず打ちたい」と意気込んだ。

　「9月は大切。そこに貢献できればいいと思っている。あっという間にここまで来た感じなので、そのまま考えすぎず、8月同様にいければいい」

　後半戦から「3番・右翼」に定着し、8月も月間打率・268（97打数26安打）と及第点の数字を残した。もちろん、目指すところはもっと高く、到底満足できるわけはない。その思いは岡田監督も同じだ。「今年はやっぱり、もうガムシャラにいかなアカン」とさらなる奮起を促し、「決まった打順じゃないからな。まだまだな、自分で勝ち取っていかな」と3番からの打順変更を示唆した。

　泣いても笑っても残り26試合。セプテンバー・ヒート（＝熱き9月）を勝ち抜くべく、森下が起爆剤となる。（八木　勇磨）