DeNA・東“女房役”の逆転本塁打に衝撃「まさか打つとは…」　山本も驚き「東さんの笑顔が見れて幸せ」

セ・リーグ   DeNA9―3巨人 （ 2023年9月1日    横浜 ）

＜D・巨＞12勝目を挙げた東（左）と山本はバナナで12を表現する（撮影・島崎忠彦）
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　3位・DeNAが1日、本拠での巨人戦（横浜）に9―3で勝利し3連勝。先発の東克樹投手（27）が7回6安打3失点の好投でキャリアハイ＆両リーグ最多タイとなる12勝目。クライマックスシリーズ出場となる3位内確保へ向け、大事な“直接対決”3連戦初戦を制し4位・巨人とのゲーム差を3に広げた。

　東は試合後のヒーローインタビューで「大事な3連戦なのでその頭を任された以上、絶対に勝つという強い気持ちをもってマウンドに上がりました」とコメント。この日は2本の本塁打を浴びたが、毎回の8奪三振を奪う好投に「調子はスゴく良くて失投を打たれてしまったんですけど、粘り強くしっかりと投げることが出来ましたし、点を取られた後も祐大のおかげで7回を投げ切ることが出来ました」とバッテリーを組む山本捕手に感謝の言葉を伝えた。

　先制された直後の2回には、その山本が逆転2号2ランを放ち勝利に貢献。この価値ある一発には「まさか祐大がホームランを打つとは思ってなかったのでビックリしました（笑）」と話し、スタンドの笑いを誘った。

　これに東と2人でヒーローインタビューに応じた山本も「東さんも言ってたんですけど、まさか僕が打つなんてって自分でも思ってました」とコメント。自分でも驚きの本塁打と明かすと「僕が打ったりすると東さんがスゴくいい笑顔をくれるので、その笑顔が見れて幸せです」と、この日も“相思相愛ぶり”を披露。

　東は「祐大のおかげで笑顔にさせてもらってるので、これからも（僕を）笑顔にしてくれるようなホームランを期待してます。これからも祐大の信頼してしっかりと投げたいと思います」と自身初の最多勝獲得へ意気込んでいた。