西武・隅田　自身4連勝となる今季7勝目！7回2失点の好投「これからも腕を振って頑張りたい」

パ・リーグ   西武ー楽天 （ 2023年8月17日    ベルーナD ）

＜西・楽＞試合に勝利しポーズを決める渡部（左）と隅田　（撮影・白鳥　佳樹）
Photo By スポニチ

　西武は先発の隅田は7回2失点の好投で今季7勝目。チームは2連勝を飾った。

　7月10日のソフトバンク戦から自身3連勝中の隅田が先発マウンドにあがった。しかし初回から2死満塁のピンチを背負うと島内にレフトへの適時二塁打を浴びて2点の先制を許した。「初回に点を取られてしまったんですけど、我慢強くゼロを並べることを意識して、勝てる展開に持っていけるように投げました」と回顧した。

　2回のマウンドに上がる前にはバッテリーの古賀から「しっかりテンポを上げて投げるように」という言葉もあって立て直した。

　「イニングを追うごとにストレートが走っていたので、最後の方も頑張って真っ直ぐを投げられたのでよかったと思います」とその後は出塁を許しながらも気迫ある投球で無失点に抑えた。

　この1勝で自身4連勝となる今季7勝7敗となった。「去年の夏に悔しい思いをしていたので、今年は絶対に踏ん張れるピッチャーになろうと思っていたので、それが実ってきた気がします。これからも腕を振って、頑張っていきたいと思います」と残るシーズンへ意気込んだ。

　最後に「これから厳しい戦いになると思うので、長いシーズンにできるように皆さんで頑張っていきましょう」とファンにメッセージを送った。

　▼隅田（降板直後）初回の入りが悪く先制点を与えてしまったのですが、 そのあと、粘り強く0点に抑えることができて良かったです。 野手の皆さんの勢いに乗せていただきました。終盤、強い真っすぐをコースにしっかり投げることでチェンジアップも生きたと思います。