藤浪晋太郎 11試合ぶりに被弾、2/3回で2安打2失点 防御率は再び8点台に悪化 チームは敗戦 

[ 2023年8月17日 12:11 ]

インターリーグ   オリオールズ2―5パドレス ( 2023年8月16日    サンディエゴ )

<パドレス・オリオールズ>7回に登板し、14試合ぶりに本塁打を浴びるなど2失点した藤浪(AP)
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 オリオールズの藤浪晋太郎投手(29)が16日(日本時間17日)、敵地サンディエゴでのパドレス戦に救援登板。連投となったマウンドでグリシャムにソロアーチを浴びるなど2/3回を投げて2安打2失点だった。防御率は再び8点台に悪化した。チームは2―5で敗れた。

 2―3の7回に2番手として登板。先頭ギャメルを1球で中飛に仕留めたが、続くグリシャムにスプリットを左中間スタンドに運ばれた。本塁打を被弾するのは、7月21日(同22日)のレイズ戦以来11試合ぶりとなった。金河成を1球で三ゴロに打ち取って2死とし、タティスに左前打されたところで降板した。代わったペレスが、タティスに本盗を決められて、藤浪は2/3回で2安打2失点となった。

 前日15日(同16日)のパドレス戦では9点ビハインドの6回に3番手として登板。先頭の2番・タティスを空振り三振、続くソトには100・6マイル(約161・9キロ)の直球を投げ込むも四球だったが、マチャドをカットボールで三ゴロ併殺打に打ち取り、1回を1四球で無失点に抑えていた。

 メジャー移籍1年目の藤浪は開幕からアスレチックスの先発ローテーションに入り、4試合に先発登板したが、制球が定まらずカウントを悪くして痛打を浴びる展開でデビューから4連敗。その後に救援に配置転換され、7月19日(同20日)に地区首位争いをするオリオールズにトレード移籍した。これまでの通算成績は46試合(61回1/3)で5勝8敗1セーブ4ホールド、防御率8・07。奪三振64で与四死球46、暴投6となった。

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