エンゼルス・大谷翔平　守備のミスから先制点許す　史上初2年連続2桁勝利&2桁本塁打なるか

インターリーグ   エンゼルス－ジャイアンツ （ 2023年8月9日    アナハイム ）

＜エンゼルス・ジャイアンツ＞エンゼルス先発・大谷（撮影・沢田　明徳）
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　エンゼルスの大谷翔平投手（29）は9日（日本時間10日）、本拠地でのジャイアンツ戦に「2番・投手兼DH」で先発。2回に守備の乱れから先制点を与えた。

　立ち上がりは四球を出しながらも無失点で乗り切った大谷。だが、2回1死からコンフォートに二塁打を浴びると、続くベイリーに四球を与え一、二塁。さらにクロフォードの打席で捕手・タイスの二塁へのけん制球が二塁走者・コンフォートのヘルメットに当たり、ボールがそれる間に走者がそれぞれ二、三塁へ進塁。クロフォードの中犠飛により、先制点を許した。それでも続くマトスを空振り三振に仕留め、最少失点で切り抜けた。

　大谷は前回登板となった3日（同4日）のマリナーズ戦に先発も右手中指がつったため、4回で緊急降板。ただ、フィル・ネビン監督はこの日の試合前、「普段通りでいつも同じだ。（前回は）ちょっとした痙攣（けいれん）だった。今週はずっと問題なかった。昨日もブルペンで投げ大丈夫だった」と問題ないことを強調している。

　10勝目を目指す大谷が勝利投手となれば、「野球の神様」ベーブ・ルースも成し得なかった史上初となる2年連続の「2桁勝利＆2桁本塁打」を達成する。