“38歳の夏男”長野久義が巨人復帰後、初の3安打猛打賞 原監督は自ら「チョーさんもねえ」

[ 2023年8月10日 22:24 ]

セ・リーグ   巨人2―5阪神 ( 2023年8月10日    東京D )

<巨・神>3回、二塁打を放つ長野 (撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人の長野久義外野手(38)が阪神戦(東京D)で巨人復帰後初となる3安打猛打賞。チームは逆転負けを喫したが、気温上昇とともに打ちまくる“夏男”の本領発揮となった。

 「8番・右翼」に入って2試合ぶりの先発出場。先頭打者として入った3回の第1打席で相手先発右腕・才木から左翼線二塁打を放ち、吉川の併殺打の間に先制のホームを踏むと、7回の第3打席でも才木から中前打。9回には4番手右腕・ケラーから左翼へ安打を放ち、猛打賞達成となった。

 5年ぶりに巨人復帰を果たした長野は6日の古巣・広島戦(マツダ)で相手先発右腕・大瀬良から左翼スタンド上段へ2号ソロ。8日の阪神戦(東京D)では相手先発右腕・西純からバックスクリーン左へ2戦連発の3号2ランを放った。この日の3安打を加えて8月の打撃成績は打率.313(16打数5安打)、2本塁打、3打点となっている。

 試合後、8回に飛び出した坂本の13号ソロについて聞かれた原辰徳監督(65)は「うん、ねえ。はい」としたあと、「チョーさんもねえ」と自ら長野の愛称を口にし、巨人復帰後初の猛打賞と指摘されると「そうですね」と話していた。

 なお、長野の猛打賞は広島時代の2022年7月16日に行われた巨人戦(東京D)以来390日ぶり。巨人での猛打賞は18年9月22日のヤクルト戦(東京D)以来1906日ぶりとなっている。

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