ソフトB「鷹の祭典」10連敗 近藤、意地の2戦連発も「何とか勝てるように頑張っていきます」

[ 2023年7月29日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク5―8ロッテ ( 2023年7月28日    ペイペイD )

<ソ・ロ>3回、2ランを放った近藤はナインの出迎えを受ける(撮影・岡田 丈靖)
Photo By スポニチ

 ソフトバンクは28日、ロッテと対戦し、2―5で迎えた3回1死二塁から打撃好調の近藤健介外野手(29)が、2戦連発となる14号2ランを放つなど反撃するも及ばなかった。25日に連敗を12で止め2連勝で迎えた一戦は、今季6戦全敗の「鷹の祭典」。7戦目にも敗れ、昨季から10連敗となり、残るは、29日と30日のロッテ戦2試合となった。

 絶対にあきらめない姿勢を、腰の粘りと結果で示した。2―5の3回1死二塁、DH近藤の2打席目。カウント2―2から先発・種市のフォークを引きつけ、強振で仕留めた。滞空時間の長い打球は、逆方向の左翼テラス席へと吸い込まれた。

 「とにかく自分のバッティングをして、つないでいこうと打席に入りました。ホームランと、最高の形で2点を返すことができて、良かったです」

 12連敗後に2連勝した26日のオリックス戦に続く、2試合連続弾で1点差にまで迫った。6月13、14日のヤクルト戦以来となる今季3度目となる2試合連発。実は初回2死での1打席目で予兆はあった。種市の150キロ内角直球を強振するとフェンス前約3メートル前に落ちる右飛だった。「イン(コース)をさばけたし余裕があった。これでタイミング的に、変化球はいけるとは思っていました」。次の打席でミスショットせず、確実に変化球を仕留め、逆転ムードをつくった。

 試合は激しい点の取り合い。しかし、4回に2番手・椎野が角中に3ラン被弾。1球で1点差が4点差にまで開き、ほぼ勝負は決した。歴史的連敗こそ25日に大阪で止まったが、今季の「鷹の祭典」のは7戦全敗。昨季7月13日にペイペイドームでオリックスに勝って以降、これで泥沼の10連敗となった。22年の藤本体制1年目からは1勝15敗と祭典と言うにはほど遠い。

 近藤は今季からFAで日本ハムから加入。今季の祭典のユニホームカラーに縁を感じていた。「パワーカラーが白、黄色、緑でラッキーカラーは緑色なんです」。事前に調べてもらった自身の縁起のいい色は、緑色だった。今季のユニホームカラーはエメラルドグリーン。球団は「勝つぞー!エメラルド」と題して色の意味でもある「再生」「幸運」の思いを込めた。V奪回を願って同色ユニホームを着た近藤が、今度こそ勝利に結びつく打撃を見せてくれるはずだ。

 連勝は2で止まり、ペイペイドームで5連敗、ロッテにも今季5連敗となった。「鷹の祭典」も30日ロッテ戦まで、残り2試合。「何とか勝てるように頑張っていきます」。近藤は言葉を絞り出した。(井上 満夫)

 《柳町3戦連続H》柳町が出場3試合連続安打をマークした。2回2死三塁の好機で種市のスライダーを捉えて右前適時打。「ビハインドの展開だったけど、まずは1点と集中した」と振り返った。この日は25日のオリックス戦以来のスタメン出場。同戦でも2点二塁打を放つなど、出場チャンスが巡ってきた試合で結果を出している。

「ソフトバンク」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2023年7月29日のニュース