DeNAドラ1・松尾汐恩 フレッシュ球宴第1打席初球で安打 浅野からの「他愛もない会話」も楽しむ

[ 2023年7月18日 19:34 ]

フレッシュオールスターゲーム2023   イースタン選抜―ウエスタン選抜 ( 2023年7月18日    富山市民 )

フレッシュオールスター<全ウ・全イ>初回1死一塁、松尾は左前打を放つ(撮影・須田 麻祐子)
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 DeNAのドラフト1位ルーキー、松尾汐恩(しおん)捕手(19=大阪桐蔭)がフレッシュ球宴でイースタン・リーグ選抜の3番に入って先発出場。初回の第1打席で初球を左前打し、2打数1安打で交代した。

 初回、1死一塁で入った第1打席で相手先発左腕・門別(阪神)の初球、外角低めの146キロ直球を左前に運んだ。

 この回、1番・浅野(巨人)、2番・奈良間(日本ハム)、3番・松尾(DeNA)、4番・矢沢(日本ハム)がいずれも初球打ちで1死満塁としたが、無得点。そして、その裏には2021年ドラフト1位・小園健太投手(20=市和歌山)との“DeNAドラ1バッテリー”でウエスタン・リーグ選抜に挑んだ。

 だが、1死から2番・中村貴(広島)に四球、3番・野口(オリックス)に右前打された1死一、二塁から4番・森下(阪神)に小園の145キロの外角直球を右中間二塁打とされ、2点先制された。

 2回から菊地(ロッテ)、3回からは竹山(ヤクルト)とバッテリー。3回には野口(オリックス)に竹山の内角高め149キロ直球を右翼ポール際へ本塁打され、4回からベンチに下がった。

 途中交代後、試合中にインタビューに応じた松尾は「点数も取られてしまったんですけど、いろんなところで自分は勉強できたかなっていうふうに、この3イニングをかぶって感じました」とまずは捕手としてスタメンマスクをかぶっての感想から口に。

 第1打席で安打が出たことについては「良かったです」と笑みをこぼし「初球からどんどん振っていこうと思っていたんで。1本出てホッとした気持ちです」とした。

 巨人のドラフト1位・浅野翔吾外野手(18=高松商)と談笑するシーンが随所で見られたが「ピッチャーについていろいろ話したり。いろんなバッティングについても話すことが多かったです」とその内容についても明かした松尾。

 「浅野から他愛もない会話っていうのが結構多かったので、そんなに教え合うっていうか、ここは良かったなみたいな感じで二人で話してました」とし「先輩方も優しく接してくれはるので自分も中に入りやすい雰囲気です」とベンチの様子を話していた。

 大阪桐蔭時代には甲子園に4度出場し、昨春センバツで優勝。甲子園通算5本塁打を誇り、谷繁元信以来球団34年ぶり2人目の高卒捕手1位指名で入団した。

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