「ゲンキデスカ?バットニサインクダサイ」大谷に伝わったペルドモ熱意の日本語

[ 2023年7月13日 02:30 ]

オールスター・ゲーム   ナ・リーグ3―2ア・リーグ ( 2023年7月11日    シアトル )

<全ア・全ナ>4回に登板したカービーを出迎える大谷(撮影・沢田 明徳)
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 練習前。ナ・リーグのダイヤモンドバックスの遊撃手ペルドモがバットを片手にア・リーグのクラブハウスにやって来た。お目当てはもちろんエンゼルス・大谷だ。

 「ゲンキデスカ?バットニサインクダサイ」。ダ軍の谷沢順子トレーナーや千賀の通訳に習ったという日本語で直接交渉。大谷は驚いたが、すぐに笑顔でサイン。カブスのスワンソンの代替選手として初選出の23歳は「今までもらったサインで一番うれしい」と笑みを浮かべ、「大谷はベスト。目の前でプレーを見られることを誇りに思わないといけない」と喜んだ。

 今回もスタッフを経由して大量のサインを頼まれていた大谷だったが、ペルドモの敬意ある行動にはきっと心を打たれただろう(MLB担当・柳原 直之)。

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