負けたけど、最後まで諦めない広島の終盤　新井監督も手応え「必ず次の火曜日の試合につながる」

交流戦   広島5－6ロッテ （ 2023年6月11日    ZOZOマリン ）

＜交流戦　ロ・広＞9回、秋山は適時打を放つ（撮影・沢田　明徳）
Photo By スポニチ

　広島は、終盤に粘りを見せるも、あと一歩及ばなかった。

　4点を追う8回は2死二、三塁の好機で田中が中前2点打を放って追い上げると9回は1死一、二塁から秋山が益田のシンカーを右前へ運び、3試合連続となる適時打をマークした。

　続く代打・菊池は四球。1死満塁とチャンスは続くも、坂倉が空振り三振、田中も左飛に倒れてゲームセット。17年以来のロッテ戦勝ち越しとはならなかったが、新井監督は「最後の最後まで諦めないみんなの頑張りが、必ず次の火曜日の試合につながる。確実にチームが力をつけてきている」と手応えを口にした。