メッツ・千賀 7連敗中のチーム救った6勝目 7回1失点の好投「最少失点で抑えるしかないと」

[ 2023年6月12日 02:30 ]

ナ・リーグ   メッツ5―1パイレーツ ( 2023年6月10日    ピッツバーグ )

<パイレーツ・メッツ>7回1失点の好投で6勝目を挙げた千賀(AP)
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 敵地ピッツバーグでチームの連敗を7で止める快投。メッツ・千賀はパイレーツ打線を7回2安打1失点(自責0)に抑えて6勝目を挙げ「最少失点で抑えるしかないと思っていた」と力を込めた。

 勝利への執念がにじむマウンドさばきだった。正念場は1―0の4回。味方の失策などで1死一、三塁となった場面で、さらに二塁手マクニールがゴロを後逸して同点とされた。それでも「失策は誰でもする」と自分に言い聞かせ集中力を維持。その後は要所で代名詞の「お化けフォーク」を低めに制球し、相手を無安打に抑えた。

 前回4日のブルージェイズ戦は菊池と投げ合いが実現。日本の先発投手の投げ合いは19年8月27日の田中将(当時ヤンキース、現楽天)と菊池(当時マリナーズ)以来4年ぶりだった。注目を集めたマウンドにメジャー初の中4日で上がったが、自己最短の2回2/3を4失点でKOされた。

 しっかりと修正して結果を残した千賀は「今日はとにかく負けたくない、という気持ちでマウンドにいた」と胸を張る。まだまだ白星を積み重ねていく。

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