カブス鈴木誠也、2カ月で9キロ増 WBCでは「翔平をイジリ倒す」ヌートバーには「手助けを」

[ 2023年1月31日 15:50 ]

鈴木誠也(撮影・会津 智海)
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 カブスの鈴木誠也外野手(28)が30日放送のTBS「NEWS23」(毎週月~木曜後11・00、金曜後11・30)で、00年シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんのインタビューを受け、日本代表に選出された第5回WBCへ向けての思いを語った。

 メジャー1年目の昨季はシーズン中に体重が減ったことを反省。オフの自主トレには料理専門家に同行してもらい、食事面のサポートを受けているという。「9キロぐらい増やしました。食事の大切さをより痛感したといいますか、この体じゃ戦えないなと。シーズンが終わった瞬間に巨大化になろうと計画を立てていました」とわずか2カ月で大幅な肉体改造に成功した。

 侍ジャパンではWBC日本代表ではダルビッシュ(パドレス)、同じ1994年生まれの大谷翔平(エンゼルス)らメジャー組と国内組のパイプ役としての期待もかかる。「ダルビッシュさんとか翔平とかは、(日本で)かぶっていない選手もたくさんいると思うので、(年齢が)下の選手たちがなるべくやりやすいように、何とか明るくやれたらいいなと思っています」と役割を自覚している。「僕も初めてアメリカでダルビッシュさんと食事に行ったときは、ほぼ話せなかったので。緊張しました。雲の上の人だったので」と語った。

 「(大谷)翔平のほうはいじり倒してやろうかな、と思っています。結構好きですからね、いじくられるの翔平は」と茶目っ気たっぷりに話した。さらに、日系選手初の日本代表入りを果たしたカージナルスのラース・ヌートバーとは、カブスがカージナルスと同じナ・リーグの中地区ということもあり、昨季何度も対戦。「(地区が)一緒なので、試合をやって見ていましたし、話したことはないんですけど。言葉がなかなか分からない中で(代表に)入るというのは難しいと思うので、少しでも手助け出来たらと思います」と話した。「それが一番盛り上がりますからね、仲良くなるために」とし、変な日本語も積極的に教えていくことも明かした。

 「目標は世界一です。その流れに乗ってシーズンも頑張れると思うので。何とかいい流れでいきたいので優勝したいです」と力強く語った。

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