巨人・喜多190万円増650万円で更改 正捕手争いへ丸から「1年間活躍するためのメンタリティー」学ぶ

[ 2022年11月21日 14:33 ]

契約更改を終え、リモート会見をする巨人・喜多(球団提供)
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 巨人の喜多隆介捕手(24)が21日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、190万円増の650万円でサイン。「初めて1軍に帯同したり試合に出て、まだまだトップレベルとの差を感じた。このオフで少しでも縮めたい」と語った。

 今季はプロ初安打を放つなど14試合に出場。最終戦となった10月2日のDeNA戦(横浜)でも途中出場でマスクをかぶった。8月14日に今季2度目の1軍昇格後は、全試合1軍に同行。「僕じゃなくて(小林)誠司さんや(大城)卓三さんがかぶっている方が投手が投げやすそうに見えた」と痛感した。正捕手へ向け「積極的にコミュニケーションやブルペンで話し合いをして、そういったところに少しでも近づいて、シーズンでもバッテリーとして組めるように」と投手陣との信頼関係を構築していく。

 「1軍で出続ける、活躍するには精神状態は必要な部分。もう一度、オフに一から学び直して来季へ向けてやっていきたい」と精神面を課題に挙げる。来年1月の自主トレは、今季と同様に丸に弟子入り。チームで唯一の全試合出場をした丸から「1年間活躍し続けるためのメンタリティー」を吸収する。

 「200打席を目標に。そこに近づければ試合数もイニング数も捕手として出られると思う」と喜多。今季の経験を糧に、正捕手争いへ名乗りを上げる。

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2022年11月21日のニュース