阪神ドラ5・村上ホロ苦デビュー 3回途中5失点KO「いい流れ止めてしまった。悔い残る投球」

[ 2021年5月31日 05:30 ]

交流戦   阪神9-8西武 ( 2021年5月30日    メットライフD )

<西・神>プロ初登板で帽子を飛ばしながら力投する阪神・村上(撮影・後藤 大輝)
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 プロ初先発したドラフト5位村上は3回途中5失点KO。球団通算800人目の1軍出場を果たすも、ホロ苦いデビューとなった。武器にしていたスローカーブも通用せず。2回1死一、二塁から愛斗に96キロを左翼ポール際に運ばれ、3ランを被弾。強力打線に緩急を使えないまま終わった。2回、3回と先頭打者に四球を与えたのも大きな反省点だ。

 「野手の方々が先制してくれたのに、先頭打者に四球を出して、いい流れを自分自身で止めてしまった。悔いが残る投球でした」

 18年の高橋遥人以来の新人初登板初勝利はならなかった。矢野監督は「勝つというところの力不足を感じたと思う。抹消するけど、この経験が成長を早めるきっかけになる」と2軍から再びはい上がってくることを期待した。

 ▼智弁学園小坂将商監督 昨日(29日)、「自分らしく放れ」とラインを送りました。西武打線(は強力)ですからね。初勝利はなしということで、残念です。

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2021年5月31日のニュース