「枝キャノン」3連発だ 阪神ドラ4栄枝が3度の盗塁阻止「そこしか今は魅せるところがない」

[ 2021年2月19日 05:30 ]

練習試合   阪神6ー2DeNA(特別ルール) ( 2021年2月18日    宜野湾球場 )

<D・神>4回にこの試合3つ目の二盗阻止をした栄枝は笑顔でベンチに戻る(撮影・大森 寛明)
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 “枝キャノン”発動だ。阪神のドラフト4位・栄枝裕貴捕手(22=立命大)が「8番捕手」として対外試合でのスタメンデビューを果たすと、3度の盗塁阻止に成功。自慢の強肩を惜しみなく披露した。

 「そこしか今は魅せるところがない。ここ(肩)だけはと思った。三つには個人的にびっくりしていない。走られたらアウトにするだけ。足を使う選手多かったので、一塁に出たら走ってくるだろうなと思っていた」

 まずは2回1死一塁。二盗を試みた50メートル走5秒8の森を、矢のようなストライク送球で刺した。直後の2死一塁からは宮本が二盗を企図。果敢な挑戦にも一切慌てることなく、1イニング2度目の盗塁阻止に成功した。4回無死一塁では田中俊が空振り三振した際に、二盗を狙った倉本を三たびアウトに。ソフトバンク・甲斐と遜色ない、二塁送球1秒8という実力を、同一リーグ相手に見せつけた。

 立命大時代からその“鬼肩”は有名だった。「大学の時はほとんどアウトにしていた」と振り返ったように、公式戦で盗塁を仕掛けられることはほぼなかったという。対外試合に限れば、盗塁阻止率は何と8割。矢野監督からは「青柳のクイックで盗塁刺すのは普通なのよ。でも、普通にできるってことは大したもの。自分の1年目を振り返っても、俺全然できへんかったもん」と感心された。

 存在感を示しているとはいえ、梅野、原口、坂本ら先輩捕手がライバルとして立ちはだかる。「肩はアピールできている。キャッチング、ブロッキング、打撃と全てそろって捕手は信頼される。肩以外をレベルアップしていきたい」。休日は午前中を休養に充て、午後からは自主練習を欠かさない。1月の入寮後から変わらない“ルーティン”に加え、自室では投手陣の動画を視聴する。勝負はまだまだこれから。順調な歩みにも、満足の2文字は見当たらない。(長谷川 凡記)

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