セ・リーグDH制…選手会事務局長「議論して正しい方向に」

[ 2020年12月25日 05:30 ]

 日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が24日に行われた。14日のセ・リーグ理事会では巨人が選手の負担軽減へ来季の暫定的なDH制導入を提案したが、議論は発展せず反対された。選手会の森忠仁事務局長は「選手会からDHの話をする予定はない」とした上で「報道でしか分からないが、議論されないで一蹴されたみたいなことがあっては。この問題だけでなく、議論して正しい方向にという思いはある」と話した。選手会は3日の総会で12球団の選手会長らにDH制導入の是非をアンケートで問い、9割以上が賛成だった。

 事務折衝では、契約更改交渉で球団側の姿勢に問題があるとみなす事例を指摘し、改善を要望した。NPB側からは実行委員会で共有すると回答があった。

続きを表示

2020年12月25日のニュース