掛布氏 “推しメン”は植田 グラブさばきは「吉田義男さんほうふつ」

[ 2017年12月24日 05:30 ]

阪神競馬場で行われたMBSラジオの収録で亀山つとむ氏(左)とトークする掛布SEA
Photo By スポニチ

 阪神の掛布雅之オーナー付きシニアエグゼクティブアドバイザー(SEA、62)が23日、兵庫県宝塚市の阪神競馬場で行われた「MBSラジオ 亀山つとむのスポーツマンデー!」の公開収録にゲスト出演。2軍監督を務めた今季を振り返りつつ来季に向けた若手の展望を問われると「推しメン」の一人である植田を挙げ、往年の名ショートで「牛若丸」の異名をとった吉田義男の名前を出して、レギュラー奪取に改めて期待した。

 「吉田義男さんをほうふつとさせるグラブさばき。スローイングが横にはぶれないですしね。植田海の存在にも注目してほしいです」

 吉田は猛虎を代表する遊撃手で、俊敏かつ華麗なプレーでファンを沸かせた。掛布SEAは、植田が「レジェンド」のような名手になれる可能性がある選手とし「北條、糸原とのポジション争いは注目。若い力でセンターラインを作っていかないといけない」と訴えた。

 植田は今季、13試合に出場。守備力には定評があり、課題の打撃が向上すればチーム屈指の俊足を誇るだけに定位置奪取も夢ではない。「ミスタータイガース」が教え子の飛躍に胸を膨らませた。(山本 浩之)

続きを表示

2017年12月24日のニュース