広島V待ち28分も…今季最多観衆ため息「果てしなく長く感じた」

[ 2017年9月15日 08:52 ]

セ・リーグ   広島5―4DeNA ( 2017年9月14日    マツダ )

放映されていた阪神・巨人戦をベンチから見つめる広島ナイン
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 マツダスタジアムは広島―DeNA戦が終わると、甲子園で続いていた阪神と巨人との試合中継を大型ビジョンに映した。「即席パブリックビューイング」。だが、試合終了から28分たった午後9時49分。2―2で迎えた12回表の巨人の攻撃が無得点に終わり、阪神の負けがなくなった。ほとんど帰路に就くことなく残った今季最多の観衆3万2324人は苦笑い、そして深いため息に包まれた。

 ファンは広島の試合中も甲子園の途中経過を気にしていた。4―4の8回2死満塁のピンチ。マウンドの今村が4球目を投じようとしたところで、阪神が長野の一打で同点とされたことに気づいたファンがざわついた。この様子を見て福家球審がタイムを宣告し、試合は一時中断。再開後、今村は倉本を遊直に仕留め、直後の勝ち越しにつなげた。

 この日で今季主催試合の観客動員数は202万2153人となり、3年連続3度目の200万人超えを達成。帰路に就く頃にはファンは「次」へ気持ちを切り替えていた。広島市の会社員、磯村正さん(42)は「阪神戦をビジョンで見ている時間が果てしなく長く感じた」。福山市の自営業、萩原かなえさん(35)は「自力で決める優勝が一番気持ちいい」と言った。

 試合終了直後には、早くも16日ヤクルト戦への入場待機の列ができた。一方、ビールかけ会場となる予定だった関係者駐車場では、紅白幕やビールなどの撤収作業が行われた。

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