インディアンス、延長でロイヤルズを退けて22連勝 9回2死から追いついて劇的勝利

[ 2017年9月15日 14:00 ]

ア・リーグ   インディアンス3―2ロイヤルズ ( 2017年9月14日    クリーブランド )

サヨナラ打を放ったブルースと歓喜するインディアンスの選手たち (AP)
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 快進撃を続ける大リーグのインディアンスは14日、地元クリーブランドのプログレッシブ・フィールドでロイヤルズと対戦。1―2で迎えた9回裏の2死1塁からフランシスコ・リンドア(23歳)の左翼フェンス直撃の二塁打で追いつき、延長10回裏にジェイ・ブルース(30歳)の右翼線への二塁打でサヨナラ勝ちを収めた。

 これで8月23日のレッドソックス戦で1―6で敗れて以来、破竹の22連勝。前日に樹立したア・リーグの連勝記録を更新し、ジャイアンツが1916年に樹立した大リーグ記録(26)まであと「4」と迫った。

 ジャイアンツの連勝記録はすべて当時の地元ニューヨークで記録したもので、12連勝のあと1―1で引き分け(対パイレーツ)があり、その後14連勝を飾っている。

 引き分けになった試合はダブルヘッダーの第2試合で8回まで1―1。しかしここで雨が降り出し、止んだ時には日が暮れていた。まだ照明設備のない時代。やむをえず次の日にその試合を最初からやり直したのだが、決着がつかなかったゲームを“再試合”にしたことで連勝記録が認められることになった。

 なおインディアンスはこの日がロイヤルズとの4連戦の初戦。残り3試合に勝って、19日に敵地アナハイムで行われるエンゼルス戦に勝てば、そのジャイアンツの記録に並ぶことになる。

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