マー君、日米通算150勝!7回8安打2失点粘投、松坂上回る278試合目

[ 2017年9月15日 11:25 ]

ア・リーグ   ヤンキース13―5オリオールズ ( 2017年9月14日    ニューヨーク )

オリオールズ戦に先発したヤンキースの田中 (AP)
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 ヤンキースの田中将大投手(28)は14日(日本時間15日)、ニューヨークでのオリオールズ戦に先発。大量援護を背に7回8安打2失点と粘りの投球を披露し、日米通算150勝目となる今季12勝目(11敗)を挙げた。通算278試合目での到達は、松坂大輔投手(現ソフトバンク)の285試合を抜いて日米通算では最速となった。

 5点の援護をもらいながらリードを守れず、5回途中8安打7失点を喫した8日のレンジャーズ戦から中5日で先発マウンドに上がった田中。初回三者凡退と上々のスタートを切ると、その裏に味方打線がT・フレージャーの3ランを含む6安打を集中し一挙6点を先制して援護した。2、3回は安打を打たれながらも無失点でしのいだが、4回は先頭の3番スクープに左翼ポールぎりぎりへのソロ本塁打を被弾。さらに安打に味方失策が絡んで1死一、二塁としたが、デービスとトランボを連続三振に仕留めるなど後続を断った。

 田中は5回無死一、二塁のピンチを無失点で切り抜けるも、続く6回に1死から右越えソロ本塁打を浴びて2失点目。それでもその裏に味方打線がジャッジ、サンチェスの連続本塁打で4点を挙げて13―2とリードを広げると、粘りの投球で7回102球を投げ切った。

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