由規 神宮で1797日ぶり勝った 燕ファンと母の前で万歳

[ 2016年8月5日 05:30 ]

<ヤ・広>神宮で今季初勝利を挙げたヤクルト・由規はスタンドのファンの声援に応える

セ・リーグ ヤクルト5―2広島

(8月4日 神宮)
 ヤクルトの由規が6回3安打無失点で2勝目を挙げた。本拠地の神宮では11年9月3日巨人戦以来1797日ぶりの白星。

 お立ち台で「神宮のマウンドで勝つことだけを考えて(右肩痛の)リハビリをしてきた。5年間待ってくれてありがとうございます」とファンに感謝した。

 7四球と制球に苦しんだが、スライダーを軸に7奪三振で要所を締める投球。「内容的には一人でピンチをつくって一人で抑えていた」と反省した。それでも母・美也さん(56)が見守る中、5年ぶりの復帰後3試合目で最多の120球。6回2死一、二塁のピンチでは代打・岩本への119球目の直球が最速149キロを計測し、最後はスライダーで遊飛に。真中監督は「苦しいところで最後にエンジンをかけてひと踏ん張りしてくれたのが収穫」と称えた。

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2016年8月5日のニュース