ソフトバンク 細山田を支配下登録「エイプリルフールかと思った」

[ 2015年4月3日 12:46 ]

支配下登録され、同時に出場選手登録され会見で背番号00を披露する細山田

 ソフトバンクは3日、育成選手の細山田武史捕手(28)と支配下選手契約を結んだと発表した。背番号は「125」から「00」に変更。年俸は600万円。

 この日、出場選手登録され、1軍の西武戦(西武プリンスドーム)に合流した。2日に球団から連絡を受けたときは日付を勘違いし、「エイプリルフールかと思った」と笑顔。捕手は細川がキャンプ中に右母指中手骨骨折、斐紹が29日のロッテ戦(ヤフオクドーム)で左膝内側側副じん帯損傷で離脱しただけに、「ホークスの一員として1軍の勝利のために価値のある人材になりたい」と活躍を誓った。

 細山田は08年秋のドラフトでDeNA入り。早大時代には斎藤佑樹(現日本ハム)の“恋女房”として注目を集めたが、プロ入り後は191試合出場で打率1割7分1厘と振るわず、12年以降は1度も1軍出場がなかった。13年オフに戦力外通告されたが、その後、ソフトバンクと育成選手として契約を結んでいた。

 昨年12月に7年愛を実らせ結婚。母の急逝もあったが、それを乗り越え、待望の支配下登録となった。

 ソフトバンクは細川亨捕手(35)が2月の宮崎キャンプで右手親指骨折、さらに斐紹捕手(22)も3月29日の試合で左膝の靭帯損傷を負い、全治5~6週間と診断されるなど、捕手が相次ぎ離脱しており、その穴を埋める活躍が期待されている。(金額は推定)

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