【14年物故者追悼】トミー・ジョン手術生みの親 マサカリ兆治も感謝

[ 2014年12月30日 05:30 ]

07年、桑田氏(右)と握手するフランク・ジョーブ博士

 フランク・ジョーブ博士は、今では球界に定着した肘の腱移植手術(トミー・ジョン手術)の「生みの親」だった。74年に初めて移植手術に成功。以来、アマ選手を含めて1000人以上を執刀したという。

 ドジャースの医療部門に長く携わる一方で、日本選手でも村田兆治(ロッテ)、桑田真澄(巨人)らの手術を担当した。85年に17勝を挙げてカムバック賞を受賞した村田氏は「不可能を可能にしてくれた。生きる力を取り戻させてくれた恩人」と深く感謝している。

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2014年12月30日のニュース