「カープで会おう」野村 黒田との“約束”3年遅れで実現

[ 2014年12月30日 05:30 ]

広陵高校野球部・有志の会に参加した上本(左)と野村

 29日に広島市内のホテルで開かれた広陵野球部・有志の会に出席した広島・野村が、8年ぶりの復帰を決めた黒田との縁を明かした。

 明大3年だった10年に米国アリゾナ州で実施された春季キャンプに参加。ドジャースの施設を借りた同キャンプで当時在籍していた黒田の訪問を受けた。

 「明大が来ていることを知った黒田さんが、練習しているところへ顔を出してくれた。僕が広陵出身ということをご存じだったんだと思う。『2年後にカープで会おう』と言われました。冗談ぽくでしたけど。それが、まさか本当に一緒にやれることになるとは…」

 今年39歳ながらメジャーで5年連続2桁勝利を挙げた勇姿は野村の描く理想像だ。「長く現役をやることが一番の目標。僕も40歳まで投げたい。黒田さんは衰えを知らない。むしろパフォーマンスが上がっている。すごいこと。いろんな話を聞いて勉強したい。どういう調整をしているのか、日々の生活を含めたルーティンなどを聞きたい。チームとしても優勝を目指せるチャンス。狙いたい」。3年遅れで果たされた“約束”に声を弾ませた。

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2014年12月30日のニュース