鳥谷流失なら…阪神・上本もショート 大和、西岡と“三の矢”

[ 2014年12月30日 05:30 ]

広陵高校野球部・有志の会に参加した(左から)上本、野村、新井良

 直系の後輩も“ポスト鳥谷”候補の1人だ。阪神が鳥谷敬内野手(33)がメジャー流出した場合に備え、同じ早大出身の上本博紀内野手(28)の遊撃コンバートを視野に入れていることが29日、分かった。

 後継者と目されていたのは、大和、西岡だけではなかった。球団関係者は「あくまで鳥谷が流出した場合のショートの候補としては、ここまで大和と西岡の名前が挙がっていますが、上本も候補に入ってきています。上本も、かつてはショートを守った経験がありますから」と話した。選手会長の重責を担う背番号4も“次期遊撃手レース”に、その名を連ねていたことが判明した。

 同じ早大出身で、鳥谷の5学年後輩。猛虎でも先輩と同じく、選手会長を務めている。まさしく背番号1の直系の後輩であり、球団が次代の生え抜き主力選手として期待を寄せる若武者が、内野の要であるショートストップの後継者の1人に挙がっているわけだ。

 上本は6年目の今季、開幕直後に負傷離脱した西岡の穴を埋める形で二塁の定位置を獲得した。自己最多の131試合に出場し、初の規定打席にも到達。主に1番打者として打率・276、7本塁打、38打点と一躍、台頭してみせた。高校、大学、プロを通じて定位置は基本的に二塁手。ただ11年には右手人差し指を負傷した鳥谷に代わり、9試合で遊撃を守った経験もある。高校、大学で主将を務めたキャプテンシーで、内野の要としての働きも期待できる。うまくハマれば、「強打の遊撃手」誕生となる。

 遊撃守備だけで比較すれば、候補選手の中で大和が“ポスト鳥谷”に最適な存在であることは間違いない。ただ広大な守備範囲で二塁打、三塁打を阻止できる大和の中堅守備も、チームにとって捨てがたいところ。そこで首脳陣はロッテ時代に遊撃手としての経験が豊富な西岡にも白羽の矢を立てているが、オフにクリーニング手術した右肘の状態が不透明…。そこで上本を「三の矢」としてスタンバイさせる。猛虎は鳥谷が流出した場合に備え、あらゆる可能性を模索している最中だ。

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