米殿堂候補にボンズ、クレメンス、ソーサ 薬物疑惑の3氏も

[ 2012年11月30日 06:00 ]

 全米野球記者協会は28日、13年の米国野球殿堂入り選手の候補者37人を発表した。新たに候補に加わったのは24人。762本塁打の大リーグ歴代最多記録を持つバリー・ボンズ氏(ジャイアンツなど)、通算354勝のロジャー・クレメンス氏(ヤンキースなど)、通算609本塁打のサミー・ソーサ氏(カブスなど)、ドジャース時代に野茂英雄とコンビを組んだマイク・ピアザ氏らが加わった。

 殿堂入りには協会在籍10年以上の記者投票で、全体の75%以上の得票が必要。近年はスター選手の薬物使用の疑惑が表面化しており、現役時の薬物使用を認めている通算583本塁打のマーク・マグワイア氏は、過去6度の投票で最高でも24%だった。疑惑が持たれているボンズ、クレメンス、ソーサの3氏も実績は十分だが、同様に厳しい目を向けられる可能性がある。投票結果は来年1月9日(日本時間10日)に発表される。

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2012年11月30日のニュース