ロッテ・岡田が新主将に立候補　Ｇ・Ｇ・佐藤と明るく盛り上げる

来季の主将に立候補したロッテ・岡田

　主将に立候補！ロッテの岡田幸文外野手（２８）が２８日、千葉市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、８００万円増の年俸４０００万円でサインした。打率・２６２、２３盗塁はいずれも昨季の成績（・２６７、４１盗塁）を下回ったが、２年連続でゴールデングラブ賞を受賞。「守りで評価してもらったので、来季は１番打者として全試合に出場して５０盗塁を目指す」。来季の目標を掲げると、さらに続けた。

　「昔からチームをまとめるのが好きで、小、中、高、社会人でも主将をやった。プロでもずっとやりたいと思っていた」

　実は昨オフも主将を志願。ところが、青山２軍監督（当時ヘッドコーチ）に「まだ早い」と却下され、指名されたのは今江だった。伊東新監督からは「次の主将候補は根元か岡田」と名前を挙げられており「自分がやりたい」と鼻息は荒い。

　チームをまとめると同時に、盛り上げ役にもなる。入団テストを受けた元西武のＧ・Ｇ・佐藤の入団が決まり「ＧＧさんとチームを盛り上げたい。明るさと元気が大事なので」と早くも共闘を宣言。「キモティ～」の決めぜりふを持つＧ・Ｇ・佐藤とともに「一緒にパフォーマンスを考えます」と笑った。

　「背番号６６で有名な選手はいないので、僕が伝説をつくる」と威勢良く言い放った岡田。育成選手からはい上がった苦労人が、５年目の来季はチームの中心で新生ロッテを引っ張る。