黒田 日本人最高年俸蹴っていた!2億4600万円低い金額で残留

[ 2012年11月29日 06:00 ]

レッドソックスからの「日本選手歴代最高年俸オファー」を断り、ヤ軍に残留していた黒田

 ヤンキースの黒田博樹投手(37)がレッドソックスからの「日本選手歴代最高年俸オファー」を断り、ヤ軍に残留していたことが27日(日本時間28日)、分かった。レ軍関係者によると同地区のライバル球団から右のエースを引き抜くため、年俸1800万ドル(約14億7600万円)の1年契約を用意していた。

 さらに同関係者は「獲得可能なら、さらにオファーを上乗せする用意もあった」と明かした。日本選手の歴代最高年俸はイチローの1800万ドル(09~12年)。レ軍へ移籍すれば、単独トップとなることが確実だった。

 しかし、黒田はジーター、ペティットら主力選手からの強い引き留めもあり「今年戦った仲間と世界一に挑戦したいと思った」と決断。レ軍より最低でも300万ドル(約2億4600万円)低い、ヤ軍の1年1500万ドル(約12億3000万円)のオファーを選んだ。

 レ軍は黒田を獲得できれば、レスター、バックホルツと並ぶ3本柱を形成でき、ヤ軍の大幅な、戦力ダウンも見込めていた。ヤ軍のブライアン・キャッシュマンGMも「お金ではなく、うちに残ることを優先してくれた」と感謝しきり。黒田の「男の決断」に救われた。

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2012年11月29日のニュース