Ｃ・ジョーンズ　残念な“引退試合”　悪送球に好機で凡打

カージナルス戦の４回、無死一塁で三ゴロを二塁へ悪送球したブレーブスのジョーンズ（左）

ナ・リーグ　ワイルドカードゲーム ブレーブス３―６カージナルス

（10月5日 アトランタ）
　無念の“引退試合”になってしまった。ブレーブス一筋で通算２７２６安打を放ったＣ・ジョーンズの悪送球で試合の流れが変わり、ブレーブスの２０１２年のシーズンは終わった。

　今季で引退するジョーンズは４回の三塁の守備で二塁へ悪送球し、２死走者なしになるはずが無死一、三塁のピンチに。その後適時二塁打、犠飛などで逆転され、主導権を握っていたブレーブスにとって、痛恨の失策となった。

　打撃でも精彩を欠いた。７回２死ニ、三塁の好機に初球を打って二ゴロ。９回の最終打席に二塁へ内野安打を放ったが、最後の試合、しかも地元アトランタでの一戦ということを思えば、残念な試合となった。