最後のオリオンズ戦士・堀が引退「そろそろけじめをつける時期」

[ 2010年12月2日 11:34 ]

9月24日のイースタン巨人戦で4年ぶり8度目のリーグ優勝を決め、ナインに胴上げされる堀幸一

 ロッテは2日、堀幸一内野手(41)が現役を引退すると発表した。3日に会見する。今季は1軍出場がなく、9月に戦力外通告を受けていた。

 堀は合同トライアウトを受け、現役にこだわったが所属先が見つからなかった。球団を通じて「そろそろけじめをつけないといけない時期に来ていると思った」とコメントした。ロッテはフロント入りを打診する。

 堀は長崎・海星高からドラフト3位で1988年に入団。通算2064試合で1827安打、打率2割6分9厘、183本塁打、810打点。92年に川崎から千葉に本拠地を移転する前のロッテオリオンズ時代から在籍した最後の選手だった。

 ▼堀の話 現役続行の道を模索したのですが、そろそろけじめをつけないといけない時期に来た。23年間という長い間、応援してくれたファンの皆さま、お世話になった関係者の皆さまに本当に感謝しています。

 ▼ロッテ・石川球団運営本部長の話 功労者で、いいキャリアを積んできた。これからも球団に貢献してもらいたい。(来年に)引退試合も考えていきたい。

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2010年12月2日のニュース