イチロー、数字で示した1番の能力 マルチ達成も両リーグ1位

[ 2010年12月2日 10:59 ]

10年連続200安打を達成したマリナーズのイチロー

 米大リーグは1日、2010年の公式記録集を公表し、今季エンゼルスでプレーした松井秀喜外野手は指名打者(DH)の打率部門(100打数以上)でア・リーグ7位だった。松井の今季打率は2割7分4厘でDHでは2割6分3厘。トップは松井に押し出される形でレンジャーズに移籍し、地区優勝に貢献したゲレロの3割6厘。

 10年連続200安打を達成したマリナーズのイチロー外野手は214安打、複数安打69度が両リーグ1位。併殺打に要する打数は226・7でア・リーグ3位、42盗塁が同5位と1番打者としての能力をあらためて示した。出場試合数162、打数680もリーグトップで、敬遠四球13は同5位だった。

 25試合に先発して9勝6敗だったレッドソックスの松坂大輔投手はア・リーグで9番目に多い74四球を記録した。

 ナ・リーグではドジャースの黒田博樹投手が9回あたりの与四球率2・20でリーグ5位と制球力を示した一方で敬遠四球13が1位、12暴投が7位、13敗が6位。カブスの福留孝介外野手は代打(20打数以上)での打率が3割5分でリーグ2位となった。(共同)

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2010年12月2日のニュース