監督歴26年 “赤い重戦車”率いた名将死す

[ 2010年11月5日 06:35 ]

“赤い重戦車”来日 名将が認めた中畑清、開眼の逆転打

 米大リーグの監督を26年間にわたって務め、ワールドシリーズを3度制した名将のスパーキー・アンダーソン氏が4日、カリフォルニア州サウザンドオークスの自宅で死去した。76歳だった。AP通信によると、死因は認知症に伴う合併症。
 1970年にレッズの監督に就任。「ビッグレッドマシン」の異名を取った強力打線を率いて75、76年にワールドシリーズを連覇した。79年から17年間、監督を務めたタイガースでは84年にワールドシリーズを制し、ナショナル、アメリカン両リーグのチームで優勝した最初の監督となった。
 レギュラーシーズンの通算成績は2194勝1834敗。2000年には米野球殿堂入りした。
 本名はジョージだが、マイナー時代の激しいプレーからスパーキー(火花を散らせる)と呼ばれた。78年にはレッズの単独チームを率い、日米野球で来日した。(共同)

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2010年11月5日のニュース