救援任せろ!工藤“新調整法”で来季へ

[ 2009年12月7日 06:00 ]

 古巣・西武への入団が決まった工藤が神宮室内練習場で開かれた「チャリティ・キッズ・ベースボール・スクール」に参加。救援での起用に向け「持久系の筋肉をつけないといけないので少しずつ変えている。春季キャンプも投げ込むつもりはない。球数を制限して何日か続けるとか考えている」と新たな調整法で来季に挑む考えを示した。

 長いイニングを投げるスタミナより連投に耐える体づくりへ。先発一筋の野球人生だったが昨季はプロ初の救援要員で46試合に登板。プロ29年目の来季へ調整法の変更はチームの勝利に貢献し、1年でも長く野球を続けるための決断だ。
 この日は新背番号「55」が刺しゅうされたトレーニングウエアを初披露し、約140人の小学生を熱心に指導。「現役を続けて子供たちの目標になれれば」と目を輝かせた。

 <田中初の海外自主トレ>工藤らとともに野球教室に参加したヤクルト・田中が、来年1月に自身初の海外自主トレを行う。米アリゾナ州のトレーニング施設「アスリーツ・パフォーマンス・インスティテュート(API)」を訪れ、約2週間滞在。レッドソックス・松坂も同所を使って練習する予定だが「メジャーリーガーも多く来ると思う。新しい刺激を求めて、です」。阪神からFAで藤本が加入。層が厚くなった内野陣で、存在感を見せるつもりだ。

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2009年12月7日のニュース