岩村も“走快”復活アピール2点三塁打

[ 2009年9月25日 06:00 ]

 【レイズ5―4マリナーズ】レイズの岩村は4点を追う6回2死一、三塁で、右中間へ逆転勝ちへのきっかけとなる2点三塁打を放った。左腕オルソンの高め直球をすくい上げ、ワンバウンドで外野の最深部へ届くと、速度を緩めることなく三塁を陥れた。

 「自分でもよく走ったと思う。スキあらば先の塁を狙うのは当たり前。ケガをしていても果敢に狙っていけた」と自画自賛。左ひざ前十字じん帯部分断裂から復帰し、現在も補助器具を外せない状況ながら、復帰後初の三塁打で完全復活を印象づけた。
 プレーオフ進出が完全消滅した今季は3年契約の最終年で、若手の台頭もあり球団が来季契約の選択権を行使するかは微妙。移籍も視野に入れる岩村は「今は野球ができることが大きい。来年どこに行くにしても、タンパベイ(レイズ)にアピールするにしても、出た試合でやるしかない。その姿勢は変わらない」と力強く話した。

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2009年9月25日のニュース