巨人“V9戦士”土井正三氏が死去

[ 2009年9月25日 14:08 ]

死去した土井正三氏(プロ野球・元巨人内野手)

 プロ野球巨人の9年連続日本一に貢献し、オリックスの監督を務めた土井正三(どい・しょうぞう)氏が死去したことが25日、分かった。67歳。兵庫県出身。

 兵庫・育英高から立教大を経て1965年に巨人に入団。川上哲治監督の下、不動の二塁手となり、王貞治・前ソフトバンク監督、長嶋茂雄・元巨人監督ら中軸につなぐ「2番打者」として活躍。前人未到の9連覇を支えた。ベストナインに2度選ばれ、ゴールデングラブも1度獲得。オールスター戦には4度出場した。
 巨人一筋でプレーし、78年限りで現役を引退。通算14年間で1586試合に出場し、打率2割6分3厘、1275安打、65本塁打、425打点、135盗塁、242犠打を記録した。91年から3年間オリックスの指揮を執ったほか、巨人のコーチも務めた。
 2007年3月には膵臓がんの手術を受けたが、同年6月に東京ドームで行われた巨人のイベントに主治医を伴って出席していた。

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2009年9月25日のニュース