4番は任せろ!セギ様が3安打3打点

[ 2009年3月18日 16:22 ]

5回楽天2死 セギノールが左中間に本塁打を放つ

 【楽3-4横】先発枠入りを狙う横浜の小林は、6回を9安打3失点といまひとつ。2番手の工藤が2回を0点に抑え、9回に代打森笠がサヨナラ打を放った。楽天はセギノールが本塁打を含む3安打3打点。抑え候補の小山は2失点で逆転を許した。

 ≪豪快な一発、外野動けず≫この人らしい豪快な一発だった。5回2死無走者で、楽天のセギノールの打球は左中間スタンドへ。左打席から反対方向へ打ち返した当たりだったが、外野手は早々に追うのをあきらめた。けた外れの飛距離は健在だ。
 この本塁打を含め、3安打3打点の活躍。1回に中前へ先制打し、3回には三塁手の後方にぽとりと落ちる適時打。どちらもきれいな安打ではなかったが、走者をかえすという主軸の役割を果たした。「打ったときはいつでも気分がいいね」とご機嫌だった。
 昨季途中に加入し、8月以降の39試合で13本塁打をマーク。今季も4番打者の最有力候補として期待される。ひざやかかとに故障の経験があるだけに、気掛かりなのは体調面だが「今は少し張りがあるが、それさえ取れれば問題ない」と表情は明るい。ことしも観衆の度肝を抜く本塁打を見せつけ山崎武、中村紀と組む重量クリーンアップの中核を担っていきそうだ。

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2009年3月18日のニュース