アブレイユ カブレラ斬りに自信

[ 2008年1月29日 06:00 ]

来日したロッテ・シコースキー(左)とアブレイユ

 キャンプインを4日後に控えた28日、各球団の助っ人が続々と来日。成田空港ではロッテの新外国人ウィンストン・アブレイユ投手(30)がオリックスのカブレラ封じに自信を見せた。

 アブレイユの眼鏡の奧の瞳がギラリと光った。「カブレラは100%抑えるよ。マウンドに上がった瞬間に、すぐに打ち取ってみせる。探りを入れる必要はない」。カブレラとは05年にベネズエラのウインターリーグで対戦。「内容まで覚えてないけど、ヒットは打たれていない」。最速158キロの剛腕は再戦でも“秒殺”する意気込みだ。
 米国で主にクローザーを務めた実績から、最大の懸案事項であるポストYFKの期待は高い。昨秋、巨人のキャンプに参加し入団テストを受けたマニョンから情報も収集。カブレラだけでなく、各球団の主砲を牛耳る準備は着々と整えている。お酒は「たしなむ程度。ビール3杯ぐらいでやめるし、酔っぱらうまで飲むことはない」というロッテの“アブさん”は剛球でファンを酔わせる。

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2008年1月29日のニュース