オリックス反発「球界の秩序なくなる」

[ 2008年1月29日 19:44 ]

 オリックスは29日、既に契約合意に達していたパウエル投手について、ソフトバンクが獲得を発表したことに反発し、パ・リーグに文書で異議申し立てを行った。

 オリックスはパウエルと条件面で合意に達し、今月11日、報道各社に獲得を発表。メディカルチェックを経て、来日後に正式契約を結ぶ予定だった。しかし、合意のサインを交わしたのは統一契約書の写しだったため、正式契約は結んでいないとするパウエル側と認識の違いが生じた可能性があるとの見解も示した。
 オリックスは今後も契約合意の正当性を主張していく意向で、中村勝広球団本部長は「寝耳に水。こういうことがまかり通れば、球界の秩序がなくなる。自重を呼び掛ける」と話した。

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2008年1月29日のニュース