【世界陸上】20キロ競歩の池田向希は15位…序盤は“独歩”も終盤に急失速

[ 2023年8月19日 19:14 ]

陸上・世界選手権第1日 ( 2023年8月19日    ハンガリー・ブダペスト )

序盤はリードしたものの、終盤に順位を落とした池田(AP )
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 陸上の世界選手権が19日、ハンガリー・ブダペストで開幕し、最初の決勝種目となった男子20キロ競歩で、池田向希(25=旭化成)は1時間19分44秒で15位に終わった。

 21年東京五輪、22年世界選手権と世界大会連続で銀メダル。「最大の目標が金メダル。どの選手がこようがまずは気負わずに自分のレースをしたい」。世界の頂には、今大会も届かなかった。

 現地時間午前8時50分(日本時間午後3時50分)号砲予定だったが、雷雲接近などの天候を考慮して2時間遅れでスタート。ウオーミングアップを終えた段階でスタートが遅れる波乱のレースで、序盤から果敢に先頭に立って独歩状態に持ち込んだが、終盤に急失速した。

 昨年10月から練習拠点を母校の東洋大から味の素ナショナルトレーニングセンターに変更。「新しいことに挑戦したい。反対する方もいたかもしれないですけど、そこはもう自分の意思で」。退路を断って迎えた大舞台で、厳しい現実に直面した。

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