【世界陸上】20キロ競歩の山西利和、24位で3連覇逃す 王者がまさかの周回遅れ…

[ 2023年8月19日 19:12 ]

陸上・世界選手権第1日 ( 2023年8月19日    ハンガリー・ブダペスト )

25位に終わった山西(中央)(AP)
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 陸上の世界選手権が19日、ハンガリー・ブダペストで開幕し、最初の決勝種目となった男子20キロ競歩で、3連覇を目指した山西利和(27=愛知製鋼)は、1時間21分39秒で24位に沈んだ。1周1キロの周回コースで、優勝選手に周回遅れにされる屈辱を味わった。

 現地時間午前8時50分(日本時間午後3時50分)号砲予定だったが、雷雲接近などの天候を考慮して2時間遅れでスタート。ウオーミングアップを終えた段階でスタートが遅れる波乱となったが、レースも波乱の展開となった。

 池田向希(25=旭化成)が序盤から快ペースを刻む中、山西は10キロに到達する前に苦悶の表情を浮かべて集団から脱落。本来の動きからは程遠い歩きとなった。中間点の10キロは池田から41秒遅れる18位で通過。その後もペースは上がらず、無念のフィニッシュとなった。

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