バスケ日本代表 “ドンチッチ対策”もスロベニアに68ー103で完敗 馬場が豪快ダンクも

[ 2023年8月19日 16:42 ]

国際強化試合   日本68ー103スロベニア ( 2023年8月19日    有明アリーナ )

<バスケットボール男子国際強化試合<日本・スロベニア>1Q、シュートを決める日本代表・富永(左)=撮影・郡司 修
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 バスケットボール日本代表(FIBAランキング36位)は国際強化試合でスロベニア(同7位)と対戦。スロベニア代表でNBAオールスターに4度選出のスーパースター、ルカ・ドンチッチ(24=マーベリクス)の大活躍などで日本はW杯前最後の国際強化試合は68ー103と完敗に終わった。

 日本とスロベニアは21年の東京五輪の予選リーグで対戦。日本はエース八村塁が34得点、渡辺雄太が17得点を挙げたものの、ドンチッチに25得点を奪われるなど81―116で日本は大敗した。

 この試合は大黒柱の渡辺雄太(28=サンズ)を右足首負傷で欠く中で富永啓生(22=ネブラスカ大)、河村勇輝(22=横浜BC)、ホーキンソン・ジョシュ(28=SR渋谷)、吉井裕鷹(25=A東京)、馬場雄大(27)が先発出場した。

 試合開始からドンチッチにマークしたのが河村だった。そして“ドンチッチ対策”としてボールが入った瞬間に吉井や馬場がスイッチするディフェンスなどドンチッチの攻撃チャンスを潰す場面もあった。第2クオーターには河村と馬場のダブルチームでドンチッチのミスを誘って得点に繋げた。それでもドンチッチには前半だけで2本の3点シュートを含む15得点を許した。

 攻撃面ではチームのファースト得点は富永の3点シュートだった。前半は馬場、ホーキンソンそして途中出場の富樫勇樹(30=千葉J)がチームトップの6点をマーク。前半を36―50で折り返した。

 後半は馬場が豪快なダンクシュートやホーキンソンの2連続ブロックショットから得点につながるプレイもあったが、得点を詰められずにW杯前最後の国際強化試合で完敗した。

 国際強化試合2試合連続20得点をマークしていた富永は23分出場で得意の3点シュートが2本に止まり、10得点。チームトップは28分出場した馬場の13得点。ホーキンソンが25分出場して12点をマークした。

 今後、日本代表はW杯が開幕すると25日に1次ラウンドグループリーグ初戦でドイツ(同11位)と対戦。27日にフィンランド(同24位)、グループリーグ最終戦となる29日にオーストラリア(同3位)と対戦する。

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